持つべきものは

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万年自粛生活いろはすです、ご無沙汰しております。例の病ネタは気分を暗くさせるという理由から情報を遮断して過ごしてきました。世間が飽きてきたようですので、ぼちぼちネタとして扱っていこうと思います。

持つべきものは

医療バブル崩壊?

扱う定番ネタは医師の働き方について。今回の出来事で自分がどれだけリスクを取っていたか、身の振り方を考える良い機会となった方も多いのではないでしょうか。

 

常勤、非常勤、バイトと色々な働き方を選択できるのが医師の魅力の一つですが、影響はまちまちだったと思います。常勤でも経営状態が悪化して賃下げされた人、非常勤を切られた人、バイト案件が消失した人、無風だった人。

 

今後の影響としては、需要が後になったもの、先食いしたもの、新たに生まれるもの、無くなったものが徐々に効いてきます。特にキツイのは需要が無くなったもの、今までの医療バブルの影響で儲かっていた不要不急の医療需要かもしれません。

 

これらの濃淡は分かりませんが、全体のパイは減ってくる可能性が高い、すなわち業界の生産性が落ちていることが予想されます。そうなると賃下げ合戦の起こりやすいところ、ビジネスモデルの弱いところから徐々に厳しくなってくるでしょう。

 

もともと国民皆保険制度の崩壊、働き方改革などから斜陽業界だと思っていましたが、気軽に受診できる医療バブルの崩壊から早く未来が訪れたかもしれません。

若手世代は厳しい

若手世代は厳しいです。専門医制度による徴兵、スキル不足による稼ぐ手段の少なさから取れる手段は限られます。リスクを取って自由診療に行く方法もありますが、此処から先はどうでしょうか。

 

未来は前述の通り明るくありません。稼ぐ手段が出来たころには増税が待ち受けているでしょうし、個人的な予想では国民皆保険制度の崩壊より働き方改革の影響で稼ぎにくくなると思います。

 

稼ぎ切るという方法もよく言われますが、今回のショック並びにバブルで適切な対応が出来たでしょうか。じゃんじゃか金融緩和をしている中、未来に渡って心穏やかに資産保全を出来るだけの技量、土台を作るのは相当難しいと思います。

 

そして最近流行りのビジネスを持ちましょうという話。聞こえは良いですけど、片手間にやって上手に出来る人は除き、大抵の方々には良くても経費で上手く財布を使う位の効果しかなく、それ単体で食い扶持になるかは疑問です。

 

未来のことは分かりませんが、良くない方向に合わせて考えましょう。バイトや非常勤に頼った働き方が出来ない、資産保全に失敗、自分のビジネスでは十分に食えない。生きていくには当たり前ですが、大人しく働くしかありません。

持つべきものは

持つべきものは質の良い常勤です。働きたくないでござるがブログの趣旨なので残念ですが、夢も希望もありません。医師免許だけで何とかなると思う方がおこがましいのかもしれませんね。

 

そして今回の出来事でハッキリとしたこと。見直すべきは雇用契約でしょう。有期/無期雇用、月給制/年俸制、研究日、休日、退職金制度、副業許可、借上社宅制度や公用車の貸付などの法定外福利厚生。年収以外に見るべき所は沢山あります。

 

公的なところの寄生虫はローリスクミドルリターンです。どんなに使えなくても就業規則を守っている無期雇用の人を辞めさせるのは容易ではありません。ビジネスが続く限りは寄生することが可能です。今回も無風だったでしょう。

  

自分のニーズと合わせて雇用契約を詰めていくことで、年収は派手ではないけれど、リスクは低く、福利厚生を充実させて実はリッチな暮らし方をすることは可能です。当たり前ではありますが、手元に残るお金は収入から支出を引いたものです。

未来の働き方を考える

年収を上げるためには基本的にはハードワークするしかありません。一方で、僕の予想では働き方改革でこの方法は使えなくなりますし、今回のように医療需要そのものが減ったときに働き口もありません。ましてやドロッポ医は弱者です。

 

資産運用や副業はします。しかしこれらは必ず失敗するという前提で考えるべきです。昔のような状態ならドロッポ医でも立て直しは可能だったかもしれませんが、今後は絶対に甘くはない。僕はそう思います。

 

稼げないわりにめちゃくちゃ税金取られる。こんな糞みたいな世界になるかもしれません。もしそうならば、雇用が安定し、見えないお金を負担してもらい、福利厚生によって稼ぎのわりには充実した生活を目指す方がリーズナブルでしょう。

 

スキルを獲得すべき、稼ぎ切るべき、副業をすべき。どれも正しいとは思います。一方で、持つべきものは常勤です。まずは自分が理想とする雇用契約が結べるよう、中長期的に営業をかけるべきだと思います。足元が一番重要という話でした。