今からフリーランスを目指すのは無理ゲー

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前回の記事で出口戦略について書きました。その際に出戻りで臨床をする可能性があると書きましたが、その場合、僕はフリーランスは極めて難しいと考えています。

 

最近ではフリーランスの声も大きくなっていますが、今から目指すのは無理なんじゃないかと思うのが僕の意見です。今回はその話を書きたいと思います。

 

今からフリーランスを目指すのは無理ゲー

 

危機感を煽る推計ですが、今から10年後あたりには随分と怪しくなってます。需要は落ち続ける運命にあるので、持続可能な職スタイルは限られてくるでしょう。

 

僕の同期で専門医を取ってからフリーランスを目指そうと考えている人がいますが、もう遅いのではないかと僕は思います。どう考えても働き口は減ります。

 

医療需要の低下→バイト先が無くなる

医師供給の増加、フリーランスの増加→バイト先が無くなる

集約化に伴う医局の復権→バイト先が無くなる

 

希少性の高い技術や強力なコネがないと難しい選択になるのではないでしょうか。特に僕は後者が重要で、医局の復権が来ると予想しています。

 

現に僕の住んでいる地域は医師過剰の所なのですが、美味しい案件は全て医局が握っていて、斡旋会社が持っているのは旨味が少ないカスみたいな所ばかりです。

 

知り合いのフリーランスに麻酔科がいます。個人で開業医の産婦人科と契約していて生計を立てています。このように今からコネを作っている人は生き残るでしょう。

 

しかし、その麻酔科の専門医更新で「単一施設へ週3回以上勤務」という要件が上がったことが話題に挙がりました。他も時間の問題です。

 

実際、学生の時に新専門医制度の設立に関わった先生の話を教授を通じて聞きましたが、「都会で蔓延っているバイト医を失くす」と明確に言っていました。

 

新専門医制度の関係で科によっては大学病院への入局が必須になるところもあります。やはり意図としては医局の復権が背景にあると思います。

 

そして先にあるのは、問題視されている地域偏在を解消するための派遣。僕は新専門医制度の設立、資格更新の制限は全てこの布石なのではないかと思っています。

 

故にフリーランスとしての働き方を目指すなら、今から強い信用・コネを作る位にしか対策法が浮かびません。そして医局の息がかかっていない所は、今の強力なフリーランスが殆ど抑えてしまうのではないかと思います。

 

フリーランスが増えればバイト先は減ってくるので、後から参戦する場合に旨味のある案件は残されていないことでしょう。そして妥協先である地方も、医局人事によって駆逐されている可能性もあります。

 

以上から僕はフリーランスとして生きる道は今からは目指すのは無理ゲーなんじゃないかと思います。生き残るのは歴戦のフリーランサーのみで、新規参入者は「アウトー!」ってやつです。未来の事なんで分かんないですけどね笑。