不確実な未来への防衛戦

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3回に渡って職選択の理由を書きました。これは実際に秋口に僕が悩んでいた際に考えていた事のまとめであり、今から考えると少し変わっている事もあります。

 

今回は未来への展望を含めたまとめを書きたいと思います。

不確実な未来への防衛戦

最近では各所で医師の労働に関する話題が出ています。厚労省が過剰労働を認めることや、地方偏在での医師不足であったりと話題に尽きません。

 

一方で人口減少と今後の医師数の推移から考えると医師余りの時代が来るとも言われています。また、収益の源泉は社会保障によるものなので、制度が崩れたり、国が診療報酬点数を下げてしまえば、現在の収支では成り立たないかもしれません。

 

いずれにせよ、自分の影響の外にあることなので、この流れを変えることはまず不可能です。可能なことは自分の影響の中にあること。すなわちセルフプランニングによる自衛だと思います。出口戦略を持つことが重要だと思います。

 

僕の場合、10年を目安に出口戦略を考えています。

目標は、”満足のいく収入を、満足のいく方法で得ることです。

 

そのためには以下の二つの二つの要素が重要となります。

①市場価値を持つこと ②資産を持つこと

順番に解説したいと思います。

市場価値を持つこと

まず市場価値を持つことについてです。転職の思考法の記事でも取り上げましたが、マーケットバリューを高めることを意識すべきです。人的資産、技術資産、業界の生産性の3軸で構成されますが、どこを伸ばして攻めるかを考えるべきです。

 

僕の場合は非臨床医なので市場価値もクソもなく思えますが、僕がポジティブに考えている側面があります。それはセカンドキャリアにフルコミットすることです。僕が選んだ保健事業は天下り先のような所で、若手が少ない市場です。

 

誰でも出来ることですが、若手がいない点においてはニッチな市場だと考えます。業界的には公共事業と同じなので衰退することはなく、保険診療に依存していないところは特殊かもしれません。

 

つまり人的資産(コネ作り)、技術資産(労働衛生コンサルタントなどの資格や実務経験)を伸ばし、将来的に衰退しにくい市場での市場価値を考えています。

 

また、週4常勤の最大メリットである時間を使って複数の種を撒き続ける事も戦略の一つです。芽が出たら違う市場での価値を持つことになるため、市場の分散という意味で有効な方法だと考えます。

 

最後に残していることは、間違っていると思えばやり直すことです。合理的に考えると臨床医としてやる方が大筋なので、やはりそちらが優位だと思えば、転職することです。正しいマーケットに身を置くことを意識して、やり直します。

 

番外編としては本業寄生虫です。臨床医と違って同じ場所で長く続けることが出来るため、寄生虫として給与を貰い続け、退職金を得るということもあり得ます。不確実なことですが、現行では給付率が高いので、10年働けば結構貰えます(笑)

 

まとめると…

①専業フルコミット型

②専業+副業

③本業→転職

④本業寄生虫型

4つを並行に考え、変化に対応します。

 

資産を持つこと

収入を得る方法の一つとして有効なのは資産を持つことです。市場価値を持つことに失敗した場合でも、資産を持つことで働く必要性を減らすことが可能です。

 

また、資産を持つことで働く必要性が減れば、より仕事の質が上がります。資産の余裕さえあれば、やりたくない事へNOと言えることがより強固となるため、選択と集中の効果が高まります。市場価値×資産のいずれも自立サイクルに入れば自由です。

 

具体的な資産の置き場としては、やはり分散しておくことが重要だと思います。円だけではなく外貨も持つ、複数のアセットを持つことも重要です。

 

こちらに関してはプロの資産運用が出来るわけではないので、100点満点の行動は中々難しいと思いますが、75点は取れるかな?と思う方法はあります。

 

以前の記事にも書きましたが、基本的にアセットの中心となるのはキャッシュ、債券、株式です。運用期間を長期に出来るなら、節税枠を使いつつ、大部分はドル建てで全世界のETFを買うのが一つの形だと思います。

www.igaitai111.com

 

僕が行っている方法は世界を3つ(アメリカ、新興国、先進国)に区切って株価が割安/割高かどうかで比重を変えることです。現在はアメリカが割高なので、新興国を中心に持っています。

 

今は大丈夫だと思ってますが、本気で資産を守るためには海外の口座に資産を置く事も考えています。もし日本がダメになって国民の資産を取り上げるといった暴挙がある場合も0ではありません。それくらい、自衛は必要だと思います。

 

また、医師免許の信用の高さと現在の金利の低さを考慮するならば不動産投資も有効な方法の一つです。こちらに関しては節税効果の高いスモールビジネスとしての可能な点からも、リスクはありますがメリットとしては大きいと思います。

 

年齢によって最適な資産の置き場は変わってきますが、出口を考える上では最低限の資産防衛は必要でしょう。

どんな未来を迎えたいか

今回は研修2年間を終えるに当たって、今後の見通しを考えてみました。僕自身、2年前から考えると変な方向に進んでしまったと思いますが、根底にある"自由になりたい"という気持ちに変わりありません。

 

その目標を達成するにあたり、①市場価値を持つこと、②資産を持つことを挙げました。どちらも非常に重要であり、相互作用があります。

 

僕の場合、①関しては合理的な判断が出来ず、逃避的な考え方で選んでしまった所はありますが、無鉄砲ではなく、それなりの方法を考えています。

 

10年後にこの記事を見返してみて、自分がどのような気持ちを抱くかがちょっぴり楽しみでもあります。(高確率で未熟さに悶え苦しみそうですが笑)