医師の2000時間残業について

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昨年からちょくちょく話題になっている厚生労働省が決める医師の残業時間のアレコレ。今回も地方での2000時間という数字が出てTwitterで話題になってるので雑感を。

 

あくまで臨床医は目指さず、医師免許にぶら下がった生活を企ている悪循環の元みたいな人間が書いたものなので、その点はご容赦ください。

2000時間残業についての雑感

news.nifty.com

 

今回の話題は厚労省が2024年度から医師に適用する残業時間の規制に関して、年1900~2000時間程度で検討する方針案を示したことです。

 

年間2000時間というと、月に167時間、週に38時間、1日7時間36分になります。過労死ラインが月80時間なので、明らかに異常です。

 

followバイアスもあると思いますが、Twitterの方々は権利意識が強いので問題提起され、個人単位で何らかの策を講じている人もいます。一方、多くの人は黙って業務に励んでいるのではないでしょうか。(実際、Twitter界隈で有名な先生と同じ病院にいますが、Tweetとは違い、権利主張はせず淡々と過ごしてます笑)

 

この話題に対して、厚労省の案に賛成の人は少ないですが、かと言って行動に移す人、強い権利主張をする人があまりにも少数なのでは?と思うのが僕の感想です。それは個人単位でも団体単位でも。

 

ヤフーニュースにも取り上げられている、中山先生の意見を見てみましょう。

news.yahoo.co.jp

 

先生は問題点として①医療の不確実性②当直業務③医師以外で可能な業務不可を挙げられていて、この点に特に疑問を挟む余地は無いです。他にも沢山ありますが…。

 

一方、解決策として①医師数を増やすこと②病院を統合して数を減らし、医師を一ヶ所に多く集めて交代制にすることを挙げられ、特に①の中で限られた医療費だから医師の給与単価を減らすことが述べられました。この点はどうなのでしょう。

 

確かに数を増加させることは解決の一助になりえるかもしれませんが、それを引き換えに給与単価を減らすことが労働者の声なのでしょうか。さらにはプロフェッショナルが認めても良いことなのでしょうか?

 

色々な立場から案は出てくるでしょうが、労働者として強い権利主張をしない限り、根本的にこの問題が改善に向かわないのではないか?と僕は常々思います。

 

各所でボイコット運動が出た話も聞かないですし、実際に僕の周りで疑問を挙げて小さな単位でも解決する動きはありません。皆さんの周りではどうでしょうか?

 

僕の場合は臨床医を目指さない流れになりましたが、そうではなく臨床に向き合ってる人が権利主張しないのは以前から疑問でした。ましてや悪循環が生まれ、誰かの足を引っ張り合っているのも事実だと思います。

 

僕のような悪循環の元が言うことではありませんが、根本的な所で、もう少し医者が労働者としての権利主張をしない限り、この問題が解決するとは到底思えません。