就活して気づいた3年目の人材価値

スポンサーリンク

f:id:irohas111:20181209164651j:plain

前回の記事で沢山のアクセス、Twitterでの応援メッセージを頂きました。本当に勇気のいる決断でしたが、多くの人に応援してもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

さて、今回は就活していて気づいたことを書いてみようと思います。

就活して気づいた3年目の人材価値

今回の就活にあたり、多くの病院や施設に問い合わせをしてみました。3年目というスキルの担保のない人材に対して、現時点での評価はどうでしょうか。僕は思っていた以上に新専門医制度の影響、地方偏在を強く感じました。

 

まず多くの人が関係するであろう臨床医です。今回、5個の市中病院にアタックしてみましたが、3つは問い合わせの段階でNOと言われました。履歴書など関係なく、新専門医制度に乗らない人材は必要ないそうです。

 

もう少し突っ込んで聞いてみると、やはり医局の存在が大きくありました。人材派遣の責任の所在として医局がない人は扱いづらく、今回の新専門医制度をきっかけに門を閉ざしたようです。もし雇うとしたら制度に乗っ取り2年半はその病院、残りの6ヶ月を大学で研修をした後に改めて考えるそうです。

 

これらの病院では人員は充足した状態であり、育てるとしたら医局関係の人に限ります。専門医やスキルのない人を育てるほど余裕のある状態ではなさそうです。逆の立場から考えてもスキルの担保のない3年目を雇うメリットはないです。

 

そしてOKを貰った2つですが、1年目に研修した病院と人の足りてない地方病院でした。1年目の病院はコネで、後者は需給ですね。探せば人の足りてない所はあると思いますが、科は限られますし、まぁ忙しいでしょう。また、スキルアップは難しいです。

 

当たり前の結果ですが、価値の裏付けのない状態で働ける病院は、ある程度のコネがある所と人が足りていない所です。その他の病院ではあえてリスクを背負うことはありません。新専門医制度で以前と違って研修病院が減り、門は狭まったと考えます。

 

リハビリ病院も1つは断られました。リハ医の専門医を持つことによる病院機能評価の観点から難しいそうです。一方、療養リハ病院ですでにリハ医が存在し、慢性期の内科管理をする所はOKを貰いました。この場合はある程度の内科知識があれば専門医を必要とせず、医師免許の依存度が大きい印象です。

 

精神科医指定病院では専門医制度関係なしに門は開かれていました。指定医の要件を満たす場合だと専門医は関係ないですし、診療報酬加算も指定医の有無で決まるので、育てる価値はあるそうです。どの病院でも基本的にはウェルカムでした。

 

美容や産業医、社医は基本的には大丈夫でした。例外的に年齢制限(30歳以上など)で弾く所もあるので人によっては難しいこともあります。当たっていないところでは医系技官、製薬会社などあります。検討する余地はありますが、バイオ系は流石に博士号が必要かなぁという印象です。

 

他にも色々あると思いますが、調べた結果だと一般臨床医が一番難しいかもしれません。専門医制度に乗らないで市中で雇ってもらうためには初期研修からの連続性、過疎地、よほどの価値を裏付けする何かが必要だと思います。

 

故に臨床医として生き残るためのスキルを身につける想定なら、当たり前ですが専門医制度に乗っ取るのが王道だと思います。ぶっちゃけ、入ってしまってから好き放題する選択もあるので、強心臓なら門として利用するだけでも良いかもしれません。

 

その他のマジョリティから外れた道ならば、探せば色々と拾ってくれる所はあるので、僕のように臨床医としては難しいと思っている人へ残された道はあります。僕は動くのが少し遅かったですが、進路に悩まれてる人は早期から色んな所をリサーチして就活すべきだと思います。医師免許にはまだソコソコの価値があります。

 

現場からは以上です。