医者あまりの冬の時代に備えて

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前回は久々の更新でしたが、多くのアクセスを頂きありがとうございます。

21日に専門医の一次登録が終わったそうですが、僕はノータッチです。

 

今回はこのブログで何度か触れてる医者あまりについて。

スキルのない僕のような医者がどう滅んでいくのか考えていこうと思います。

医者あまりの冬の時代に備えて

nainai-doctor.com

この手の話は、僕が学生の頃から何度も聞いている話なので耳タコでしょう。上記のリンクがとても上手くまとまっているので参考にします。

 

2018年に発表された需給推計だと、2028年〜2033年頃には均衡に達するそうなので、せいぜい6〜15年です。逆に言うとここまでは供給が足りてません。

 

この推計では男性医師1、女性医師0.8のように働き方に合わせて指標を作っていますが、僕のように0.01の男性医師もいますし、流行りのセミリタイアする人も増えてくるで一概には言えません。それを含めても、旨味は減ることは確実だと思います。

 

そうは言っても大丈夫だろうと高を括る人を何人も知っていますが、下記の事実はどうでしょうか。医師と並ぶライセンス職である弁護士の給与です。

 

2008年から2014年にかけて半減しています。これは2002年に閣議決定された「司法制度改革推進計画」で法曹人口を増やす政策が決定したことが原因です。

 

法的需要の拡大を見込んだ政策でしたが、実勢は見込みとは違い、下記のように事件数は減っていきました。実際に起った事実です。

 

現在の医師の平均年収は1233万ですが、これが700万程度になる可能性だって十分あります。全ては需要と供給であり、医師が高難易度の資格職であるのは全く関係ないのです。今は人が足りないから高給取り。これだけが事実です。

 

ラスさんのブログで医師数と医療費から給与を予測する興味深い記事があります。

※こういった記事を書ける所は本当に尊敬します。

outer-storage.blog.jp

 

この記事の結論では、「あと10〜15年現状維持、以後下がる」と予測されています。また、注釈にもあるように、国が医療費を賄えず、医療費削減が起こった場合にさらなる下振れの可能性も大いにあります。

 

長々と書いてきましたが、僕もデータ上は抗えない事実であり、「医者あまりの冬の時代」に備える必要があると思います。まぁみんな知ってますよね。

 

よくある回答は下記の3つでしょう。

①スキルを身につける

②副業をする

③短年で稼ぎきってしまう

 

どれも正解でしょうが、将来に渡って優位性のあるスキルは何なのか。この先も続けていける副業ってあるだろうか。稼ぎきって安心できるお金ってどれくらいか。

 

正解のように見えて再現性のある確実な答えなど存在しません。それだけ時代の変化は早く、予測が難しいと思います。(人口動態などは確実ですが…)

 

その中で僕なりの冬の備えは「健康的に生活を維持すること」です。

皆を出し抜いて医師免許を生かして稼ごうとするのは僕には無理だと思います。

 

必死こいて働いても良いですが、もっと気楽に穏やかに備えようと思ってます。僕の場合は年間に300万くらいあれば十分満足して暮らせるので、その生活水準が維持できたら良いというスタンスです。

 

幸いにもあと数年は余力がありそうなので、生活水準を変えず、年収1000万超えで冬まで働き、働けなくなっても数十年は大丈夫だろうという金融資産まで来た時には、おそらく給与が減っているので、年収300万くらいの働き方にシフトすれば良いです。

 

もちろん役に立つスキルは獲得したり、副業はします。需要がある時は健康を維持できるレベルで稼ぎます。その上で必須なのは生活水準を上げずに維持することです。

 

医師の給与が下がるからヤバイのは当たり前ですが、見合った生活を先送りしてすれば今の給与は相対的に破格なのでは?という発想です。(バカの発想ですが笑)

 

贅沢していわゆるお医者さんの生活を維持しようとすると、冬に備えて色々と備えなければいけないでしょうが、普通の人の生活レベルを見据えると、短期的には大いに貯蓄を増やし、中長期的にはそこそこを維持できるライセンスだと思います。

 

うがった見方をすれば、無給医みたいな状態で自分のやりたくない仕事をして得たスキルが冬の備えになるかは分かりません。また、本当にやりたいことなら備えなど必要ないのです。やりたいとは本来そういうものでしょう。