当直中にブログを書いてみる

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以前よりやってみたかった当直中にブログを書いてみる試み。

24時を跨ぎ、ようやく一息できたのPCを開いてみた。

36時間働く

今日は8時から働いている。そして当直が終わり、おそらく良くて18時くらいまでは働くであろう。合計で36時間は病院に拘束されることになり、これだけで後4時間働けば週40時間労働に匹敵する。

 

何度も繰り返し論争されていることだが、これは労働基準法を無視した働き方であり、一部の病院では労基が入っているところもあるだろう。前の病院では明けは昼から休みだったので健全だったが、今は声を上げることすら出来ない。

 

一般的な当直業務と異なり、研修医の場合は使い柱になることが多く、身体的精神的負担も多いことから、当直業務が研修医のストレスの多くを占めるかもしれない。

 

実際、毎週のように当直業務がある生活は面倒極まりない。微々たるお金をもらって、肉体的に不安定になりながら翌日の業務をこなすのは不健全である。

 

しかし、これは分かりきっていることであり、ここでギャーギャー騒いだところで何も起こらない。研修医がストライキを起こして当直明けの緩和を要求したところで、目を付けられて下手な道になるに決まっている。

 

それでも必要な業務であることには間違いなく、誰かがやらなくてはいけない。世間的には東京医科大学の問題は風化されつつあり、Twitterでも下火になってきた。女医さんだけに限らず、誰かが逃げれば誰かが追い込まれるのがインフラの宿命である。

 

医療資源はインフラであり、水や電気と同じで限りがあることを知る人は少ない。夜中の何時に行ってもドクターがすぐに格安で見てくれる。家で見れないからといってホテル代わりに入院する。小学生でも節制という言葉は知っているが、多くの大人は医療資源は無駄遣いする。

 

同時に、われわれ医療従事者の間でも昔の習慣に任せて過酷労働を続け、意味のあるのか分からないカンファに時間を使い、誰でも出来るであろう事務仕事まで医師が担う。自らが首を絞め続けている面も大きくあるだろう。

 

医療の集約化や、医療費の値上げなど解決策が出るかもしれないが、恩恵を預かる頃には僕は医師をしていないだろうし、制度が整ってきた辺りでは医師余りの時代に到来している。普通に続けたら、まずユートピアは来ない。

 

どうしたら良いのか途方に暮れる毎日。少しでも胃が痛くない人生にしたい。