自ら鎖に繋がれていく医者たち

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またしても口の悪い記事です笑。思っているけど口に出せない事だと思います。

今回は医者に潜むリスク管理の話で、僕の中では自由を奪う枷です。

 

それではいってみよー。

医局に入るリスク(辞める勇気のないリスク)

新専門医制度になったので、以前よりは医局に入らざるを得ないケースが増えたと思います。例に違わず、僕も医局に入ります。おそらく来月くらいには挨拶に行くのかな。

 

医局に入るからにはメリットを最大限に活かす必要があります。やはり、メリットと言えば専門性の高い知識を入れることでしょう。大きい市中病院では可能かもしれませんが、中小規模の市中にずっといることでは成長幅も小さいのである程度は大学で集学的に勉強する必要があります。

 

僕は全く興味ないですが、研究がしたい人、論文が書きたい人、教授を目指したい人、人材コネクションを作りたい人も積極的に活用できますね。

 

そして、デメリットですが、やはり転勤族になるリスクは大きいでしょう。数年単位で市中病院をコロコロしていては家族にも迷惑ですし、自分の意に沿わない病院に停滞するケースもあります。実際に大学に残れる人、条件の良い病院に残れる人は限られていて、中には都落ちした病院でしがない勤務を強いられるケースもあります。

 

自分のキャリア形成を自分のコントロール出来ない状態に晒すのはリスクです。僕は、恐らく専門医のライセンスを取った時点から数年で医局は辞めます。自由を謳歌したい僕がずっと収まっている箱ではないです。幸いにもネットには転職先・バイト先は沢山転がっていますし、医者をずっと続けるつもりもないので問題ありません。

 

ここで鎖に繋がったまま人生を終えるかどうかです。酷いケースだと家を建ててその地域に根付いていたのに50代の医師が、教授が変わって人事に口を出して別の地方に飛ばされたケースです。僕には正気の沙汰とは思えませんが、医局に入るメリット/デメリットをよく考えた上、辞める勇気を常に持ち合わせておく必要があると考えます。

結婚するリスク

男性医師に多いのですが、看護師と結婚してそのまま専業主婦パターン。女医さんは男性医師と結婚するか独身のパターンが多いですね。個人的に一番の勝ちパターンはお互いにゆるい科同士の医師が結婚するパターンです。ゆるふわ女医が最強!?

 

結婚の是非については置いといて、僕は専業主婦/主夫パターンは経済的リスクが大きいため、医師における鎖になると思ってます。偏見も入りますが、医師と結婚して慎まやかに生活しようと思う人は少なく、ある程度の生活水準を求める可能性が高いかもしれません。収入源が限定され、支出が多くなることで労働の鎖から外れなくなります

専業主婦は2億円損をする

専業主婦は2億円損をする

 

 

背負うもの(子供)が大きくなるに連れて、医師の労働から抜け出せません。下手したら定年後も働き続ける可能性だってあります。幸せとのトレードオフだと思いますが、3割は離婚するこのご時世。リスクが大きいと個人的には感じます笑。

 

リスクヘッジとしてはやはり共働きで若い時に資産形成を膨らませることですね。医師同士なら30代で数億の資産を作るのも可能なラインなので、そこまで作ればやりたいこと+スポット労働で楽しく生きることもできそうです。

家/車を買うリスク

特に家ですが、このご時世で家を建てる医者は頭が悪いと思います笑。まずもってレバレッジをかけて不動産投資をするナンセンスさ。必ず損をする「投資」なので、客観的なメリットはありません。主観的にマイホームと言われると言い返せません。

 

これは一般的な話ですが、医師にいたっては異動のリスクが大きいことも挙げられます。もしも家族がいたら単身赴任パターンも考えられ、コストが大きすぎます。また、逆に持ち家があることで地域(医局)に縛られ続ける可能性もあります。自分が納得のいく病院で永住できるならアリだと思いますが、そういった人も限られます。

 

加えて、今の日本の状況を見て下さい。少子高齢化で人口は減ってます。地方に目を向けると空き家が沢山あります。普通に考えて、将来的に住む人が減るので、不動産価値は確実に減ります。同時に税金が減ることはありません。価値が減り続けるものにローンと税金を払い続ける奴隷生活はオススメできません。

 

また、車についてもです。医者は見栄を張る動物なので外車率が高いです。地方ならバイトを含めて車を所有することは必要ですが、アホみたいな高級車を買うのは辞めた方が良いです。あれはお金が余ってしょうがないガチの富裕層が買うものであり、対象外です。

 

最近ではカーシェアリングも普及しており、個人で車を持つという考え方は時代と共に薄れてくると思います。高いローン、高い車検費、保険など車はOUTFLOWの塊なので、くれぐれも勘違いして高級車に手を出すことは辞めるべきです。

自ら鎖に繋がれていく医者たち

この記事に挙げた項目は大概の医師に当てはまります。あくまで客観的なリスクを挙げたので、主観的に生きている僕らは知らないうちにリスクを背負っています。

 

一方で、何となく結婚するもんだと思いこんで医者と結婚したい人と結婚する。専業主婦にジョブチェンジして子供が生まれ、家を建て、車を買い、支払いに追われる生活をする。やりたいと思っていた仕事は理想とは違った。しかし逃げ出せない…。

 

何も考えずに多くの医者がたどる道は僕は自ら鎖に繋がれていくスタイルだと思います。もちろん、効率を求めてリスクのない道を通ることも、ある意味つまらない生活だと思いますが、リスク管理を徹底すればどうでしょうか。

 

ボク個人の考えでは、コレと言ったやりたい医業がないのであれば、若い内に資産形成を固めて、同じ考えが出来る人と結婚して、ある程度の労働と楽しいこと(子育てを含めて)に全フリする人生も勝算の高い生き方かなぁと思います。