ズボラな投資戦略

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今回は要望のあった「投資はしたいけど、何すればいいの?」について。

僕は投資素人ですが、ズボラでも出来る簡単投資戦略を考えます。

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これは自分自身への確認でもあります。

投資は株式全力

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少し古い図にはなりますが、1800年〜2000年にかけての株式、債券、金、ドルの実質的なトータルリターンを表したものになります。小学生でも分かるように、圧倒的なリターンをもたらしたのは株式で価値が目減りしているものはドルです。

 

日本のデフレ社会にいると感覚が麻痺しますが、資本主義社会においてはインフレすることが良いサイクルであり、インフレ=お金の価値が下がります。逆にデフレが進むとお金の価値が上がるので貯金していた方が良いです。今のアベノミクスではマネーがバラマキ状態であり、微増ながらインフレに舵は切られています。

 

☆ココらへんの考え方はレイ・ダリオの30分で分かる経済の仕組みがとてもわかり易いのでおすすめです。是非、何回も視聴してみてください。


30分で判る 経済の仕組み Ray Dalio

 

そもそもに資本主義の社会では資本家が労働者環境を与え、生産性を高めることで余剰を作りだして吸収するシステムです。そして、その資本家が誰であるか言えば、株主です。ゆえに株式を持つということは、働く側から脱却する方法の一つと言えます。これは資本論を読むと分かるシステムです。

資本論 (まんが学術文庫)

資本論 (まんが学術文庫)

 

 

債券は国や地方にお金を貸して利子を得るものであり、これらも比較的安全に利益を得る方法ですが、歴史的にみると長期では株式に劣る成績です。現在では米国10年債が利回り3%を超えるのではないかと言う場面であり、グローバルマクロにみると株式を超える時期もありますが、あまり深く考えずに投資するなら株式の方が効率が良いです。

 

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最後に金や最近では仮想通貨といった、それ自体が価値を生み出すものではないけど、金融危機が訪れた際に価値の保存が出来るものもありです。実際にリーマンショックが起きた際はマネーがジャンジャン刷られて、マネーの価値が薄れたので、価値が上がりました。仮想通貨にも同様の性質があると言われていますが、現時点ではリスク資産とみなされていて、株式と同様の動きをしています。

 

故に結論を言うと、投資対象は株式100%が一番無難ということです。

 

株式投資の実際

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この図は1960以降のドルベースで見た株式のリターンです。圧倒的一位はアメリカであり、それに次いで先進国がリターンをもたらしました。大事なことは、長期でみると必ず右肩上がりでリターンをもたらしてきたことです。

 

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リーマンショック以降でみてみると、アメリカ(VTI)が世界(VT)と比べると圧倒的なリターンをもたらしています。ココらへんは意見が分かれる所であり、今後もアメリカ一強となるのか、アメリカに変わる国が台頭するかは分かりません。少なくとも、現在のアメリカの株式は高値であり、ヨーロッパなどは割安の状態です。

 

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そして日経平均とダウの比較ですが、バブルが弾けて以降は日本はもの寂しい感じになっています。当然割安水準なので、ここから日本が立ち上がっていくと考えるなら日本株も投資冥利はあります。ここもグローバルマクロに考えるかどうかです。

 

いろいろと難しいことを書いていますが、正直な所で僕も今後どの国が強くて、どの国が衰退する。グローバルマクロにどう動くかなんて分かりません。ということで、妄信的に考える前提として、”長期で株をホールドしておく”という結論に達します。

何を買えば良いのか

一般的に株のイメージだと、任天堂の株を買う、トヨタの株を買う、Appleの株を買うといったような個別株を想像するかもしれません。一方で、前提にある長期でホールドすると考える上でどこまで企業の先を想像できるかです。

 

先を想定して未来を先回りして投資出来るなら個別株への集中投資はアリでしょう。一方で、大概の人は負けます。ココらへんが株式=ギャンブルと思われる所以であり、考え方が違います。もちろん惚れ込んで一生添い遂げることが出来る銘柄があるならアリだと思いますが、僕はそこまで上手く出来る気がしないのです。

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

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では何を買うのか。答えはインデックスです。 インデックスとは何かと言うと、先程のダウや日経平均といった市場全体の動きと同じように動くものです。つまり、株式全部まるごと買い上げるといった方法です。

 

どこの企業が生き残るか分からないですが、株式市場全体として右肩上がりになるという考え方が出来ればインデックス投資が有効です。もちろん、俗に云う10倍銘柄とか短期で2倍といった性質ではなく、ゆったりと上がり続けるのを待つ投資です。ちなみに過去のデータから年率期待リターンは米国で6.8%、日本で4.5%ほどです。ピケティの資本収益率も4-5%と言われているので、このあたりでしょう。

 

前項にも上げたように今までだとアメリカが最強ですが、これからもそれが続くのかどうかは分かりません。ここは考えた次第です。僕の考えだとアメリカ最強が続くと思っていますが、それでも世界分散の考えをとって他国へも投資しています。

 

故に面倒なら、”世界に投資する”これが最も美しい投資の仕方です。

非課税枠を利用する

やっと具体的な話になりますが、結論としては非課税枠を全力で使いましょう。制度としてはiDeCoとつみたてNISAになります。  iDeCoは昔に記事にしてます。

www.igaitai111.com

 

めちゃくちゃ簡単に言うと毎月一定額を拠出して住民税と所得税の控除を獲得する節税と+運用して生まれる収益が非課税になるという制度です。デメリットとしては年金ですので最低60歳までは引き出せないことや、退職金が多い人の場合だと税金がかかるおそれがあることです。それにしても利用すべき制度だと思います。

 

つみたてNISAは単純に年40万円の枠なら20年間非課税で運用できるというものです。対象は投資信託に限りますが、この投資信託がこの制度が出来てからかなり良い商品が生まれたので問題ありません。

 

iDeCoは人によって拠出額は違いますが、月に最低の拠出金12000円+つみたてNISAで33000円(40万/12ヶ月)の45000円は確実に投資にまわしましょう。iDeCoは出来るなら限界値まで拠出すべきです。

 

具体的な商品ですが、理想的な商品は世界分散+運用コストの低いものです。ボッタクリ商品だと年に1%以上も報酬を取られるので注意です。

 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(iDeCoはマネックス証券のみ)

楽天・全世界株インデックス(iDeCoは楽天証券のみ)

楽天・全米株式インデックス(iDeCoは楽天証券のみ)

 

これが現状の最適解と言える投資先です。ちなみに僕は、SBI証券でつみたてNISAはeMAXIS Slimの先進国と新興国、楽天証券でiDeCoは楽天・全米株を買っています。

  

注意点としては証券会社によってiDeCoの商品が変わります。上記だとemaxisはマネックス、楽天は楽天証券のみが扱っています。僕はSBI証券と楽天証券を開設しているので、上記のような選択となりました。

 

何も考えずに盲目的に投資するなら、マネックス証券を解説してeMAXISをiDeCo、つみたてNISAで買うのもありだと思います。 

 

さらなる投資ならVTを買う

僕の場合だと、iDeCoとつみたてNISAでは投資金額としては物足りないのでSBI証券でドル建てでETFを買っています。ETFは先程のインデックスと同じようなものですが、株式と同じように上場されており、市場で売り買いされているものを買い付けます。

 

僕は投資が好きなので、シーゲルの株式投資の未来を参照にしたベータ値の低く、シャープレシオの高いETFを買うといったマニアックな事をしていますが、流石に抵抗ある人が多いと思うので割愛します。(ダウのマルチーズを見てください。)

株式投資の未来?永続する会社が本当の利益をもたらす

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故に簡単かつ、美しい投資としてはVTを買えばOKです。VTとはバンガード社が出しているトータルワールド株式投資であり、簡単に言えば世界まるごと投資です。先程の楽天・全世界株インデックスも同一商品となります。僕の尊敬するちゅり男先生(神経内科医ちゅり男のブログ)もコア資産としてVTを買っているようです。

 

また、ドルを持つことが重要です。僕ら日本人は円をベースに生活していますが、国が傾いて円の信用が落ちたとき。ハイパーインフレが起こった際に毀損される可能性があるので、外貨を獲得すること、中でも基軸通貨であるドルを持っておくことは通貨の世界分散において超重要です。為替リスクを言う人もいますが、金利平価説から僕は長期では問題ないと考えています。

 

まとめ

想定したより長い記事になりました笑。いかがだったでしょうか。

 

結論としては、

・非課税枠を使って低コスト世界分散商品を買うこと。

・余剰資金があればドル転してVTを買うこと。

※長期で保有すること

簡単な事ではありますが、金融危機が起こった際にもこれらの法則を守り、続けること。ズボラな人でも出来ることですが、意外と難しく、そして効果的な方法です。

 

リスク資産の割合ですが、”100ー年齢”だけ保有するのがよくある定説です。僕もこれが分かりやすいと思っているので、今は株式+仮想通貨で75%、現金で25%の割合を保って投資しています。みなさんも投資生活を始めてはどうでしょうか?

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