やる気のない研修医が増え続ける理由

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今週もお疲れ様でした。

20日締めの人は給料日ですね。

 

さて、今回も小ネタ。

どうして、やる気のない研修医が増えるのか。

 モチベーション維持が極めて難しい

色んな理由がありますが、モチベーション維持が難しい。この一言に尽きると思います。多くの高学歴の人の平均世帯年収は高く、特に医学部は医者の子が多い側面があり、裕福な家庭育ちが多いです。加えて、一般的な家庭の人でも現代では特に不自由なく暮らしている場合が圧倒的だと思います。

 

安く済まそうとすると、今はインターネットで価格比較をしたり、価格競争から価値以上に安くなった物を入手できます。医者になったらアレを買いたい、こんなにも良いものが買えると誰しも思うかもしれませんが、意外とすでに物的意欲はプラトーに達しているケースがあり、何かを買うために上を目指さなければという上昇志向は薄れているかもしれません。(マネーリテラシーは底辺なので、細かい所で散財はしてますが)

 

加えて、上昇志向を持つこと=昇給といった等式は医者の世界では通用せず、むしろ安月給の大学で夜遅くまで論文を書いたり、実験をしたりと、人的資源を無にする事の方が多いです。むしろ、何をやっても画一的な給料、例を出して申し訳ないですが、心臓外科をしても、皮膚科をしても同じ給料です。

 

特にのめり込むほど医学に関心がなく、かと言って頑張って稼ぐ動機もなく、特に頑張らなくても給料は同じ。言うなれば時間浪費さえ行えば、暮らせる状況が確立されているために、+αで何かしようとさせる状況がないため、モチベーション維持が難しいと感じます。時代の流れで野心を持てない世代だからでしょう。

 

新専門医制度がスタートしますが、欧米と違って枠組みはあれど、各科の人数制限はないため、麻酔科が突出して上方乖離してる現象が起きています。あれだけ内科を勉強させ、あれだけ初期研修で内科を回らせたけど、選んだ科は麻酔科。内科離れが加速する一方なのは必然だと思います。殆どの人が納得する結果、目に見えた結果であり、明らかな失敗政策です。

 

昔のDrとは根本的な考え方が違い、医者としての矜持や社会的地位よりも、個人の趣向性を優先させる現代Drは基本的には別の生き物かもしれません。