僕が医者になるなんて胃が痛い。

自由を掴むまでの記録

成績いいからって医学科来るな←呼んだ??

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久しぶりにはてなに良い投稿きましたね。

数年に一回の頻度で医学科を対象とした投稿がある気がします。

anond.hatelabo.jp

今回は便乗して成績いいから医学科来て研修医になった僕の意見を。

成績いいから医者になった

以前に僕は医者になりたくない医学生へという記事を書きました。この記事で述べたように僕は在学中の大半は医学部に入って後悔してました。そして考え方を変えて開けた気持ちを持って、研修医に入ってからも数ヶ月は後悔してました。

 

まず、今回の投稿を確認しましょう。少し長いですが、要点としては

①医学部の勉強は辛い。特に好きな分野でないと尚更。

②世間の多くの大学と違って中々遊ぶこともできない。(一部の人を覗いて)

③自分の本当にしたいことを蔑ろにしていないか。

④医学科に入れるポテンシャルを他の分野で発揮できないか。

⑤医者になれば医業以外に専心することができない。

⑥医学科に入ってしまったら後戻りはできない。

 

 

簡単にまとめると、”本当に医者になりたいの?”ってことだと思います。

 

とっても良く分かります笑。僕も在学中、特に1年〜3年くらいまではこういった思考に支配されてました。クソつまらん授業を強制的に聞かされ、テストは難しい、理不尽な留年、閉鎖的な慣習など嫌な所を挙げればキリがありませんでした。

 

医者になっても否定的な気持ちを持ったまま医療をされている先生も沢山います。阿呆みたいに働いて、やっと帰ったと思ったら呼び出し。休日は電話に怯え、間違ったことをすると自分の身を滅ぼす可能性がある。1mmたりとも病院スタッフ、患者に対しての悪口を言わない先生を僕は1人しか知りません。(その人は聖人でした笑)

 

しかし、なぜ我慢できるのか。なぜそこまで耐えしのいで医者になるのか?という疑問に対しては、やはり医師免許という圧倒的なライセンス力ではないかと思います。投稿者さんも何となくデザインの仕事をしてみたいと思っているけど、後戻りは出来ないと主張している事から、医者=安牌で、デザイナー=成功するのは難しい仕事と認めているからではないでしょうか。

 

そして何となく成績がいいから医学科に来た人も同様です。数学が好きだから数学者になろう!国語が好きだから小説家になろう!と思っても中々それが職業として安定することは難しいと思っています。大成することの条件として才能+圧倒時な努力が必要です。昔と比べると、インターネットの普及により好きなことを職業にする環境は整っていると思いますが、少なくとも実行する覚悟や想像を絶した努力が必要です。キツイことを言いますが、何となくデザイナーの仕事がしてみたいと呟く程度の覚悟、実行力では到底食べていくことは出来ないと僕は思います。

 

上記のように、憧れの職業。本当にやりたい事をするためには本気で取り組まなければなりません。僕にはやりたい事は特にありませんでしたし、覚悟もありませんでした。サッカーをしていて県代表になりましたが、上を見てこれは無理だと子供ながらに悟りました。この時点で覚悟もないですし、相応の努力もしてません。

 

大半が僕のように明確にやりたい事はないし、覚悟もない人なのではないでしょうか?やりたい事は無いけど選択肢をたくさん持つために東大行く人。 やりたい事を見つけて、そのための最短ルートを考える人。大学なんて行かなくても大成する人。医者以外に強烈な目的意識を持った人は医学科に来ないでしょう。何となく医者が安牌と思う心のみです。

 

そして、在学中に別の道を見つけた人は医学部なんて辞めてます。実際に辞めた人も知ってますが、その人は起業されて億稼いでいます。それくらいのパワーが必要なのではないでしょうか?それくらいの覚悟がないと医者以上のパフォーマンスを発揮できる舞台は世の中にさほど無いです。だから困るのです。辞める動機もない、熱意もない、だけど進学しないと取り残されてしまう。本当に辛いと思います。僕もそうでした。

 

一歩引いて見てはどうでしょう。別に医学科卒業しても医者にならなくても良いですし、専門医にならなくても良いんですよ?強烈に医者になりたくないアイデンティティさえあれば、それを活かして医師免許を活かした仕事を考えてみてはどうでしょうか。

 

教えることが得意ならmedu4の穂澄先生みたいに教育の道を目指すのも面白いですし、元MECの加藤先生みたいに眼科・行政・ベンチャーといった副業医師なんて素晴らしい道もあります。医師免許という最強の保険を携えて好きなことが出来ます。苦労して獲得する医師免許はJPYを生む装置です。そのために10~20代前半を投資する価値はあります。

 

投稿者は恐らく、医学科の中で疲弊して視野がずっと狭くなっていると思います。極端な事を言えば、下記のような状態に近いのではないでしょうか。

feely.jp

 

辛いのは分かりますが、考え方や見方を変えなければ一生視野の狭い人生を歩むことになります。”成績いいから医学科に来るな”といった主張も頷けます。しかし、だからといって医学科を否定するのではなく、医学科出たけどこんな道を歩んだといったインフルエンサーとしての人生を歩むほうがワクワクすると僕は思います。