僕が医者になるなんて胃が痛い。続

胃が痛い医者人生をより良く生きるために

マッチングへ向けて

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マッチングの登録が終わり、そろそろ面接の時期ですね。

僕自身、マッチング対策が必要ない病院を選んでいたのでたいした事を言えないのですが、まだ志望順位を悩んでいる方がいたらと思って記事にしてみました。

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僕なりの考えですが、研修医の視点で書いてみます。

 視点を遠くに

 実際に悩まれる要因として考えるのは①人間関係②立地③金銭面④病院の質⑤将来の進路が主に挙げられると思いますが、どうでしょうか?僕自身、一番重要視したことは⑤なのですが、今思うともう少し考えるべき点が多かったように思えます。

 まず研修医の視点で考えるに、病院での研修医の立ち位置は凄く重要です。ただの学生に毛の生えた存在、お手伝いさん、労働要員、ゴミカスと様々な立ち位置がありますが、”病院として研修医を育てる気があり、かつ、育てる環境にある”といった絶妙な病院が理想だと思います。(あるか知らないけども笑

 しかし、それをたかだか数回の病院見学で推し量ることは難しく、実際に働いてみて数ヶ月して実感することです。ではどうやって考えたら良いのか?という視点に立つと、やはり倍率は嘘はつかないと思います。いわゆる人気でかつ、地元の偏在が少ない、全国から集まってくるような病院は必然的に求められる水準が高いので、歴史的に教育的です。

 逆に、割れているような地方の病院は求められる水準が低く、そこに身の丈を合わせた人しか集まらないので、育てる基質自体が育たない病院なので改善は難しいです。実際に、僕がこういった病院で働いているのですが、何をするにしても期待値が低いなーと感じる場面が多いです。たまに能動的にすると驚かれることもありますし、逆にここまでやる気無くても大丈夫なんだと思う場面も多々あります。

 それをどう受け取るかですが、基本的には95%タイルに収まるレベルであればどうでも良いと思います。上位5%で勝負をしたい人(内科に限る)は有名病院は必須で、それ以外は3年目以降に置かれた場所での変化率の方が大きいので前述の①-⑤を踏まえて考えるといいと思います。

 なぜか?と言われると、やはりどんなに優秀な研修を送られた方でもその先に生きる場所が限られると思うからです。研修プログラム自体が内科優位に作られていて、かつ内科といっても数ヶ月で理解し、かつその先もずっと有しupdateされ続けうる知識は限られます。音羽出身の外科の人が35kgのお婆ちゃんに1500mlも3号液突っ込んで低Naでコンサルトしてきたりしますからね笑

 やれる範囲と場所が限られている初期研修といった制度上は個人の将来を見据えた成長の幅は思っているよりも小さいと個人的に考えています。ブランドも大事なのは重々承知なのですが、今一度、結局何がしたいのかを考えて順番をつけてみても良いかもしれません。