僕が医者になるなんて胃が痛い。続

胃が痛い医者人生をより良く生きるために

国家試験の知識が役に立っているか否か

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ども。お久しぶりです。ここ1ヶ月ブログ更新サボってました。

死ぬほど忙しかった訳ではないのですが、ニンテンドースイッチ等で遊ぶのに必死になってました笑(スプラトゥーン2も出たし

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今回は実際に研修医になってみて4ヶ月。国家試験の知識が役に立っているかについての記事を書いてみようと思います。

 内科はとっても、その他はうーん。。。

結論から述べると内科的知識は国家試験の知識は個人的にはかなり役に立っています。この前も入院患者で低Na血症の人がいて、症状が無いので補正とか必要が無いケースだったのでゆっくり鑑別していってSIADHと診断しましたが、ほぼ全て国家試験の知識で検査オーダー入れて結果を解釈して診断基準に当てはめる作業でした。

 

その他にも基本的な症候学や病態生理を考える中では今でも穂澄先生や孝志郎先生の授業内容から考えることもあるので、正直なところ過去の遺産だけでマネジメントしている所も多々あります。そういったことを考えると内科をガチで取り組んでいたので、今は誤魔化しで何とか出来るので助かってます。分からなくて教科書を読んだ際の理解も早いですし。

 

一方で、使えない面も多々あるのは当然で、マイナー産婦小児といった知識は使わない出会わないの相乗効果で既に危うい知識となりかけています。皮膚科だと蕁麻疹にヒシファーゲン使うくらいしかしたことないかな?案外に耳鼻科の”めまい”は多いですけど、メニエール、BPPVくらいの知識くらいですか。整形だと骨折は多いですけど、知識?って感じですし、これはMonteggia骨折!!って分かったところでどうしようも無い笑

 

後は救急の場面だと調べられないのでヤバイですね。最近で一番ヤバかったのはアナフィラキシーショックで、アドレナリン筋注くらいは誰でも分かるのですが、実際にどれくらい打てば良いのか分からなくて困りました。このときは指導医がいたから良かったのですが、自分一人だと調べるのに多少の時間がかかるので危なかったです。目の前で血圧が40とかに落ちると流石に焦ります。(その後のステロイドとか抗ヒスタミン剤とかは調べる時間あるのでいいですが・・)こういったような場面はちょいちょいあって基本的な知識はあるけど、実践的な知識では無い場合は多々あります。とは言ってもこういったことは国家試験の勉強では不可能なので現場に出てからの話です。

 

実際の話、自分のテリトリー+一般内科レベルの知識といっても、一般内科レベルって大凡が国家試験である程度はカバー出来るんじゃない?と思う場面も多々あり、これから何回も使う知識が残り、使わない知識は消え去る訳で、発想さえあればスマホで調べれば診断基準やガイドラインはありますし、鑑別も教科書見ながら出来ますし。(あくまで低いレベルの話です。)

 

よく国家試験の知識は役に立たない、研修に出てから決まるっていう話を聞くのですが、半分当たってて半分はうーんという感想です。もの凄い同意する記事で下記のものがあるのですが、現在やっている事は本当に表層の部分で、結局忘れる知識が大半ですから。その中でもベーシックに当たる知識が国家試験で、言わば教科書の索引を引ける知識です。そういった意味では国家試験の内科知識は僕の中では立派な武器です。

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