僕が医者になるなんて胃が痛い。続

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英語力は国試に必要か

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近年の国試の特徴の1つに挙げられるのは必修での英語の臨床問題である。

僕自身英語力には自信が無く、対策はしようもないけど漠然とした不安があった。

今回は111回の問題を振り返りつつ考えてみたいと思う。

 

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特別な対策は必要無い

111C17の問題を見てみよう。medu4での正答率は82%で差が付く問題である。

medu4.com

 

主訴と現病歴で選択肢を見た時はsudden on setでaのcrohnは×、場所がleftなのでcのappendicitisは×、高齢者なのでeのMeckelも×を付けた。残りはbのSigmoid volvulusとdのSigmoid diverticulitisに絞られ、両者とも単語の意味は分からなかった。dはeの選択肢がヒントとなり、憩室+itisだったので憩室炎だろう。もう一度問題文を読むとのCT所見でS状結腸に小さなpouch?が沢山あり、炎症所見もあるので憩室炎で大丈夫だろうと思ってdを選んだ。

 

volvulusは恥ずかしながら全く分からず、何となく穿孔かな?とか思ってみたが、後から調べると捻転らしい。周りの人も知っている人は少なかったが、そこで困ったという人も同じくらい少なかった印象だ。

 

111回はもう一問出題されたが、21OHという文字を見た瞬間に瞬殺できた問題なので割愛する。111回以前では110C20 109F25 が長文問題として出題されているが、いずれも得点差の付かない簡単な問題であった。111回で舵を切らなかったことを考えると、これ以上難しい問題を出す可能性は低いと思われる。

 

これらの問題を解く上で必要な力は”極簡単な読解力と語彙力、類推力”だと思われる。読解力に関しては医学部に入れる時点で問題無く、語彙力も自然と耳にしたことがあるレベル、類推力に関しても僕が上で考えたレベルが出来れば十分だったので問題無い。そのように考えると、アドバンスに必要な事はあるのだろうか。

 

あえて提言するとすれば、今回でもvolvulusの意味を知っておけばより確信を持って解答できたので語彙力や表現方法を覚えるのは有効かもしれない。

これだけは知っておきたい 医学英語の基本用語と表現

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 まとめ 

当然医療英語を勉強することは将来に必ず役に立つので、先を見据える勉強をするなら突き進めるだけ突き進んだ方が良いのは自明である。僕自身、それを悟ってから論文を読むチャレンジなどをしているが、イマイチ目先の結果に繋がらないこともあってか継続するのが難しい状況である。

 

1年という迫った状況に置かれた中で、英語も出題される。しかもそれが必修3点というクリティカルな問題になりうると思うと焦って無駄に心配するかもしれないが、今の国家試験の状況では特別な対策は必要無い。最低限過去問の流れを押さえておけば何とかなるので大丈夫。間違っても直前期に必修巻末の予想英語問題といった確率の低いことは辞めた方が良い。