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僕が医者になるなんて胃が痛い。続

胃が痛い医者人生をより良く生きるために

僕の初期研修の話

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今回は僕の初期研修について。意識低い系の話です。

 

僕はハイパーな病院での研修ではなく、ややハイポな病院を選びました。

具体的には市中病院+大学病院といったよくある「たすきパターン」です。

 

大学病院も有名どころのブランド大学ではなく、地方の自大学。

色々考えてこのような選択をした理由について書こうと思います。

 

一番の理由は志望科を決めている

実際に働いてみて決めた方が良いといった意見も当然あるでしょうが、先に目標を決め、目的意識を持って行動できるメリットの方が大きいと考えて5年次に決めました 。6年次のポリクリでも志望科を回り、自大学内での人間関係や職務体系に対しても大きな不安がなく、その後の専門医研修を受けるに当たって問題無いと判断しました。

 

1年目にノルマをこなし、2年目は大学で志望科に全振りしようと思います。様々な科をローテーションするメリットよりも3年目に繋がりやすい方を優先。正直なところ、今の判断で考えていることは10年目にはどうでもよく、2年目にどこを回ろうが同じようなレベルに達しているとは思います。それならストレスなく見通しの立った道を通ろうという保守的な考え方です。 

2つめの理由はQOL

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働くのは当然の義務です。しかし選択の自由は与えられてます。

 

研修医が追い詰めてダメになるケースは時に問題となり、”なんで辞めなかったんだろう”と無責任な意見が聞こえますが、そのような精神状態では針先のように狭くなった視野で物事を考えることしか出来ないくらい自分を追い詰めているのだと思います。

 

極端な例ではありますが、自分を追い詰めて研修するよりは安定した生活が送れる方が大事だと思い、ややハイポな病院を選びました。業務的なハイポで、地方なので救急は多いです。当直の回数や、休みの確保など研修医への配慮がある病院なのでメリハリを付けた研修が出来ると思い選択しました。連勤は厳しい。

 

内科管理などは物足りないと思うので、何らかの形で補わないといけないです。自分からやらないと臨床実習と同じなので積極性が大事な所。 若い内にハイパー病院で修行するのも当然良い選択だと思うのですが、選択の自由が与えられている現状では敢えて飛び込む勇気は無いです。超保守的。

 

3番目の理由は2次救急

先ほども触れたように救急車は多い病院で基本的に断らないスタイルなので2次救急はしっかりできると期待してます。幸いにもファーストタッチは出来るっぽいので、これだけは頑張って上級医からフィードバックを得たいです。

 

僕は救急は大っ嫌いなのですが(性格的に急かされるのが苦手)、医者である以上はやらないといけないので頑張ろうと思います。小外科などもやらねば。

 

その後の当直などでも2次救急は一生関わる事項なので、下手な抵抗を最初に持たないように取り組む必要性があります。苦手意識は成長を止めますし。

 

ポイントは”2次”である点で、決して3次ではないことです。交通外傷なども見る必要はあると思うのですが、あまりに専門性が高い救急分野に関しては非専門医には難しいですね。

 

まとめ 

かなり意識の低い話になってしまいましたが、色々考えた末の決断でした。最初は有名病院行ってやるぞーと思ったりもしたのですが、動機が無かったです。加えてお受験スタイルのマッチングが面倒でした。媚び売ってまで行きたいと思えるバイタリティが僕に無かったです。ここら辺は本当に社会不適合者な考え方だと思います笑

 

結局の所、救急車の台数、ファーストタッチ、雑務の少なさ、専門医への橋渡し、QOLを判断基準に選びました。言い訳くさいですが、どこに行っても自分のやる気次第でどうにでもなると思うので、結局は個。逆にどんな底辺な状態でも医者は続けられるし、給料にも大きく影響しないので恐ろしい職業だと思います。

 

何が正しかったのかは2年経ってからのお楽しみです。

何をしても悔いだけは残さないように頑張らねば。