僕が医者になるなんて胃が痛い。続

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医師国家試験対策の破

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こちらは国試対策序破急の破に当たる。

 

前回の記事はこちらから

www.igaitai111.com

 

破は知識を蓄えた夏から直前期より少し前の11月までを対象とする。

 

 

模試で弱点を見つけよう

医師国家試験を受けるに当たって模試は非常に有用なコンテンツである。だが一方で使い方を誤ると捨て銭になるばかりか、貴重な時間を奪ってしまう危険な側面もあるので使い方には注意したい。

  

夏までに得た知識を試す絶好の機会となるのが夏メックである。開催時期が7月〜9月と比較的幅があり、6000人近くの受験者数があるので現在の立ち位置も把握しやすい。

 

ここで僕の系統別成績を見てみよう。

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この時点で偏差値72はあったが、内科系の一般問題、泌尿器科、救急の出来が悪いと感じたためテコ入れを始めた。具体的には内科は予備校テキストを読み直して知らない事のリストアップ、泌尿器はまとめてみたを通読、救急はmedu4の講座で補完した。

 

この時期ではまだ修正が可能なのでなるべく苦手科目を減らす努力に努めたい。

 

卒業試験は真面目に取り組むべし

この時期に多くの大学は卒業試験があるはずだ。負担の大きさや、内容に違いはあるが、絶対に落とせない点は全国共通である。

 

実際にこの試験に落ちることで、再試という債務を負い、直前期に国試に直結した勉強が出来なくなるという負のスパイラルが生まれる。

 

僕の大学は比較的卒業に甘い方だったが、卒試には真面目に取り組んだ。今考えると中だるみが生まれるこの時期に全分野を必死に再復習するという意味においては有用であり、より臨床に近い知識を仕入れるという意味では価値のある問題であると感じた。

 

本番においても静脈浸潤のある腎細胞癌の治療、透析導入後の死因、平均余命の考え方、デノボ肝炎など何カ所も得点差になる問題が迷い無く選べたので、無駄な勉強では無かったと再認識した。

 

「あ!この問題、進研ゼミで見たことある!」

と同じぐらい本番は嬉しい笑

 

※もちろん何にも直結しない意味の無い分野も一定数はあるので、見極めて要領よくパスするべきである。

 

余裕があれば回数別を始めよ 

国家試験の根幹をなす勉強の1つである。一般的には12月頃から始めるのが常だが、僕は最低でも3周は研究のために必要なので、3年分はこの時期までに経験しておくべきだ。※理想的には春頃がベストであるが、そこまで余裕のある受験生は少ない。

 

この時期に行う目的は模試と同様に自分の弱点を見つけるのもあるが、一番大事なのは3年間のトレンドを知っておくことだ。そこで現在のトレンドである救急や老年などの手薄な分野や、内科系疾患であっても出題の偏りがあることに気づくはずだ。

 

意識も持って直前期に移行すると、何が一番コスパが良い勉強か否かが分かってくるはずだ。こういった時期に出題頻度の少なくて致死的でない疾患など勉強しても意味が無い。逆にどんなに珍しい疾患でも直近での出題がある疾患に関しては、今までの枠を超えて勉強しなければならない。強弱を把握する上で回数別研究はマストである。

 

実際に球脊髄性筋萎縮症、ショック時の輸液路の優先順位、AAEの治療、プロカルシトニン、PNH、ABPAの診断、シェーグレンの抗SS-A・B抗体の胎児移行、腸腰筋膿瘍、SOFAスコア、脱水時の検査所見、HPV関連腫瘍、18トリソミー、乳腺症、デノボ肝炎、後天性QT延長症候群の原因、加齢黄斑変性など多くの疾患が回数別研究によって楽に正答できることが出来たので重要性は言わずもがなである。

 

少しだけ休憩しよう

どのタイミングでも良いが、1~2週間程度の休憩を直前期の前に挟もう。12月に入ったらまとまった休憩は出来なくなるので、旅行に行ったり、遊んだりするラストチャンスと考えた方が良い。今までの対策法を守っていれば確実に国試合格ラインに乗っているので多少の休憩をしても全く問題は無い。

 

僕も最後の休みと考え、卒試終了後から2週間近く勉強から離れたが、その後の模試を受けても大きく変化はしていなかったので、多少の休憩が響くような立ち位置ではないと再確認できた。

 

まとめ

この時期はマッチングや卒試などの行事が多く、思っている以上に忙しい。その中で、”方向性の確認と修正”が出来ればこの時期は上出来である。国試はオールラウンダーが圧倒的に有利なのでこの方法でいけば安定した点数を叩き出せるはずだ。

 

次は最終章の急となるが、もう特別なことは無くレールに乗るだけである。 合格はもう手元に引き寄せている。